記念碑
602400 あやぼう、602444 たれたれぱんだ。(敬称略)
ITメディアのAlternative Blogの「永井千佳の音楽ブログ」が面白い。永井千佳さんは主に合唱を指導するピアニストで、声楽のことを良く書かれているのだが、その内容が金管楽器の演奏にも結びつくことが多く、感心した部分をちょこちょこリツイートさせて頂いている。
自分の場合、合奏中は指揮はだいたい視野に入っている。でもずっと注視しているわけではない。楽譜を見たり、アインザッツ取るために他の奏者を見たり。耳は何をしているかをちょっと思い出してみると、左耳で同僚奏者の音を聞いて音程を揃えつつ。右耳はTrp中心にバンド全体を聴いている感じ。今の配置だとBassoonが良く聞こえるので参照している。たまに後ろのラッパ隊に全部かき消されるが。
昔は構わずバリバリ吹いていましたww。意識するようになったきっかけは何だったか忘れたけど、大学の時ビッグバンドでトロンボーン吹いてたときの音色によるメリハリ付けが原典にあるように思う。アンブシュア固めてわざと籠った音出すとか。その方がハーモニー合ったりするとか。ユーフォニアムは音色の変化を付けにくい楽器だけど、どソロ、伴奏を従えたソロ、ユニゾン旋律の一角、旋律の内声、対旋律、伴奏、ベースラインと様々な仕事が振ってくるので、それに応じてギアチェンジをしなくてはならないと思う。
歌が上手になるための「あくび」
声楽での喉頭の使い方についてのコラム。吹奏楽器は口を閉じないと楽器が鳴らない点が大きく異なるが、金管吹奏するときとの共通点が多いことがわかる。きっと木管でも同じ。
腹式呼吸についても声楽と吹奏楽器は同じ。しかし、Euphを含む大型金管楽器で息が足りない場合は、腹式呼吸で横隔膜を下げつつ、胸式呼吸の胸郭を開く動作も追加することもある。声楽の場合はどうなんだろ。
今一番感じているのは「うたい方のテクニック」「うたい方のパターン化」をどうやって伝えるか。「歌唱」の意味の「歌い方」ではなく、旋律の取り回しという意味での「うたいかた」。よく「うたえ」「もっとうたえ」と気安く言われてしまうが、それってどうやって演奏したらいいのかわからずにやっている人も多いと思う。まあ名人の演奏を良く聴いて、聞き込んで、マネするのが近道なんだろうけど、きっと共通するやり方ってあるはずだし、テクニックとして存在してもいいものだと思う。それを説明しているテキストか何かってあるのだろうか…。